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楠木正行 四条畷の合戦

北村 蓮明、青森県板金工業組合2009-08-02/2009-08-07

青森ねぶた祭

青森ねぶた祭
青森市, 日本

 足利尊氏が差し向けた圧倒的な反撃軍の兵力を前に、吉野朝廷では無謀にも楠木正行(くすのきまさつら)に迎撃を命じた。
 父 正成(まさしげ)の辿った道を正行も選ぶ。
 玉砕を決意した正行は、如意輪の過去帳に一族郎党の名を記し、壁板に一首の歌を残して出陣した。
 「返らじと兼ねて思えば梓弓なき数にいる名をぞとどむる」
 正行は自ら敵陣に切り込んだ。四条畷(しじょうなわて)の合戦はいきなり終盤戦に突入した。
 敵の大将髙師直(こうのもろなお)の直前まで迫ったが最後の一歩が踏み込めない。玉砕戦法の限界であった。
 味方はほとんど討死し、全身に矢を射立てられ、もはやこれまでと弟正時と共に刺し違え自害した。
 時は正平三年正月五日 正行わずか二十三歳であった。

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  • タイトル: 楠木正行 四条畷の合戦
  • 作成者: 北村 蓮明、 青森県板金工業組合
  • 日付: 2009-08-02/2009-08-07
  • 所在地: 青森市
青森ねぶた祭

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