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大正六年、立花家十五代 寛治伯爵の還暦の祝いに、有志より贈られたもの。山水之図と箱書されているが、画面全体は近景の松の樹で埋め尽くされており、松図と呼んでもよい絵画作品。この絵を描いた松藤山風は、明治七年生まれの柳川の絵師。東京の川合玉堂のもとで絵を学び、山水画を得意とした。川合玉堂の門下らしい、明快な彩色の心地よい作品に仕上げられている。
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