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三溪園内の建造物「臨春閣」(重要文化財)の第三屋次の間の障壁画、全12面。うち5面は後補で、等悦筆は7面。屏風からの改装品。雲澤等悦は詳細不明の画家といわれるが、久留米藩初代御用絵師の三谷等悦との同一人物説と別人説とがある。遺作は福岡市博物館などに十数点見られるのみで、本図は貴重な作例。雪舟流で雲谷派の流れを汲むといわれる、特徴ある力強い等悦の画風がよくあらわれている。
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