1968
赤坂離宮を改修して迎賓館に
閣議決定を経て、大規模改修工事がスタート
戦後十数年たって国際関係が緊密化し、外国の賓客を迎える機会が多くなり、国の迎賓施設を整備する方針が立てられ、赤坂離宮を迎賓館に充てることとされました。 赤坂離宮を迎賓館へ改修するに当たっては、文化財的価値を保存しつつ、賓客が快適かつ安全に宿泊でき、かつ、公式行事が行えることなどを基本方針とし、本館の改修を日本芸術院会員の建築家・村野藤吾に、日本風の接遇を行うための別館の新設を同じく日本芸術院会員の建築家・谷口吉郎に設計を依頼しました。