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鎬造り、庵棟、鎬筋高く先反りとなり踏張りがある。中切先。鍛えは小板目つみ柾心あり、地沸えつく。刃文は小沸えつき皆焼刃の華やかな出来。鋩子は一枚、中心生ぶ、先剣形、鑢目右手下がり。目釘孔二。上孔の肩に「村正」と銘がある。
村正は伊勢国桑名の住人で、室町時代に数代続く。この刀は文亀(一五〇一─〇四)頃の作と見られている。
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