戦争部屋で馬に乗ったルイ14世を描いた大きなメダリオンの3Dモデル。
ルブランのプロジェクトから、1682年末までに戦闘の間に設置された暖炉と、その上に掲げられた大きなメダイヨンの漆喰をクァズヴォックスが制作したものと思われます。暖炉の入り口には、国王の勲功を物語る歴史がレリーフで表現されています。大きなメダイヨンには、敵を投げ飛ばし、勝利のアレゴリーから冠を捧げられた馬上のルイ14世。サント=ボーム産大理石の額の周囲には、花飾りで繋がれた2人の捕虜と、ネメアの獅子の皮を被ったヘラクレスの頭が添えられ、新たなヘラクレスである国王の抵抗不可能な力を象徴しているのに対し、古代の武具飾り2組と、本来はローリエの冠ではなくトランペットを手にする不死、そして勝利のアレゴリーが装飾を完成させ、メダイヨンの図像学的計画を拡張する役割を果たしているようにも受け取れます。