まが玉と耳環

稲荷山古墳の主体部（墓跡）から出土したまが玉と銀環（ぎんかん）です。まが玉は硬玉製で、新潟県糸魚川産のものと推定されます。C字形に湾曲した形状の一端に紐を通す孔があけられ、首飾りなどの装身具として使われました。長さ4cm。銀環は耳に着けた装身具で、直径0.2cmの銀線を丸めたものです。