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枕時計

国立科学博物館

国立科学博物館
東京, 日本

枕時計は、真鍮製の時計機械を紫檀などのケースに収めたぜんまい駆動の置時計で、調速機は当時最新のひげぜんまい付き円てんぷが、文字盤には割駒式文字盤が採用されている。真鍮製の時計機械は飾り柱や彫金などで装飾され、大変高価なものであったので大名時計とも呼ばれた。展示されている枕時計は、嘉永年間(1850年頃)に江戸の小林伝次郎が製作したもので、振り子を調速機とする真鍮機械の枕時計である。文字盤は不定時法に対応するための割駒式文字盤の他、十干十二支、月位相などを表示する精密なカレンダー表示を備え、機械上部には12個の鐘を横に並べて自動演奏をするオルゴールが付いている。このオルゴールは日本で最も初期のもので、オルゴールを内装した日本で最初の時計と考えられる。

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  • タイトル: 枕時計
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