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男性用コート、ウエストコート

1790年頃

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

精緻な刺繍によってウエストコートに描かれた古代ローマ風のアーチや列柱。18世紀後期は、新古典主義の影響もあり古代ローマやゴシックの遺構や廃墟が絵画のモチーフや庭園の設えなどに頻繁に取り上げられた。
1780年代末からフランス革命直前、コートを華々しく飾っていた刺繍も姿を潜め、縞柄が流行した。ウエストコートの丈は非常に短く、折り返し衿付きとなった。この時代以降19世紀前半まで、コートが簡素化する中で、男性ファッションの華やかさを引き受けるのはウエストコートである。

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  • タイトル: 男性用コート、ウエストコート
  • 作成日: 1790年頃
  • 作成場所: フランス
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Toru Kogure
  • タイプ: 男性服
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: コートはブルー、グリーンなどの絹タフタとサテンの縞柄。折り返し付きの立ち衿、カッタウェイの前裾。ウエストコートは青の絹ファイユに草花柄と風景画の刺繍、ウイング・カラー。
京都服飾文化研究財団

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