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底部からほぼ直線的に立ち上がり、外反して胴部上方が大きく張る梅瓶。なで肩の肩部に小さな頸部が付き、外反気味の口縁部の端部は玉縁状。二重圏線4組を配し、文様帯を3組に分ける。肩部に石榴・桃・枇杷・茘枝の瑞果折枝文が描かれ、胴部に宝相華唐草文、裾部に牡丹と菊の2種の花卉文が配されている。宝相華は、牡丹・蓮・石榴などのいろいろな植物の要素を組み合わせて構成された空想上の花。
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