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伊能忠敬の全国測量は緯度一度の距離測定が目的で、そのためには日本各地での正確な天体観測が必要であった。 象限儀はそのための観測器具の一つで、師である間重富が「霊台儀象志(南懐仁ら撰、1674)」などを参考に工夫して作らせた天体の角度測定器である。 象限儀には1/4円形状の半径六尺の大型象限儀と半径三.八尺の中型象限儀があり、全国測量には中型が用いられた。
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