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鉄黒漆塗紫糸素懸威最上胴丸具足

不詳18th-19th century, Edo period

立花家史料館

立花家史料館
福岡県, 日本

柳川藩8代藩主、立花鑑寿所用の甲冑。復古調といわれ、中世の形式を模して製作されたものである。この頃には大名家などで盛んに注文され、装飾金物を多用した豪華なものが多い。本甲冑は栴檀板(せんだんいた:大鎧の付属具で右胸上部に下げる)、鳩尾板(きゅうびいた:同じく、胸の左脇を守るために下げる)など大鎧に付属するような部品が付けられている。泰平の時代の実用から離れたものではあるが、鞐(こはぜ:袖や籠手などを留め付けるためにかける小さな部品)類はすべて唐草毛彫りの金銅製とし、組紐も五色の亀甲組、源氏組とするなど、飾金物はじめ、各部分に贅を尽くした立花当家随一の豪華な甲冑である。

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  • タイトル: 鉄黒漆塗紫糸素懸威最上胴丸具足
  • 作成者: 不詳
  • 作成日: 18th-19th century, Edo period
  • 実際のサイズ: 胴: 29.0cm (前高), 35.0cm (後高); 兜: 22.5cm (左右), 26.0cm (前後)
  • タイプ: 武具甲冑
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