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富嶽列松図

与謝蕪村1778/1783

愛知県美術館

愛知県美術館
名古屋市, 日本

生き生きと動くような松林の向こうに、白い富士が濃い空を背景にくっきりと浮かび、雄大な存在感を示しています。大阪に生まれた蕪村(1716-1783)は江戸に出て俳諧を学んだ後、36歳頃から京都で本格的な絵画制作に取り組みました。中国明・清時代の絵画に学んだ蕪村は、池大雅と並ぶ日本文人画の大成者と称されるとともに、俳画の大成者でもあります。蕪村晩年の本作は、同時期の《夜色楼台図》(国宝)、《峨眉露頂図》(重文)と合わせて「三横物」と呼ばれる優品で、富士と松という簡潔なモチーフに様々な対比が織り込まれ、蕪村の俳諧的表現がよく現れています。

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  • タイトル: 富嶽列松図
  • 作成者: 与謝蕪村
  • 作者の生存期間: 1716/1783
  • 作者の国籍: Japan
  • 作者の性別: Male
  • 日付: 1778-83
  • 作成日: 1778/1783
  • 実際のサイズ: w139.2 x h29.8 cm
  • タイプ: 墨画淡彩
  • 権利: 愛知県美術館、 木村定三コレクション
愛知県美術館

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