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明治期の日本洋画壇を主導したひとり、山本芳翠が、約10年のフランス滞在中に制作したもの。芳翠の滞欧作の多くは、作品を積んだ巡洋艦「畝傍」と共に行方不明となっている。逸失を逃れた《裸婦》は、日本人が手がけた完成度の高い油彩の裸体画として最初期のものであり、森の中に横たわる裸婦という謎めいたシチュエーションにアカデミックな人体表現が組み合わされた画期的な作品である。2014年に重要文化財に指定された。
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