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江戸時代末期の作。中央に鎬筋を立て、雲形飾金物をめぐらした鉄黒漆塗横矧桶側五枚胴、草摺裾板の両下端は入隅、猪目を透かす。当世袖、三本篠籠手、小篠佩楯、七本篠臑当の具足。眉庇と吹返しに赤銅唐草毛彫覆輪をめぐらした鉄黒漆塗六十四間小星兜は、吹返しに桧扇に四目結紋をすえ、紺糸素懸威の板 、木製龍頭形前立がつく。面頬は鉄黒漆塗猿頬。桧扇に四目結紋をあらわす具足櫃に、数種の桧扇に四目結紋の旗、紺地龍文金襴地に輪宝文の結袈裟などが納められて伝来した。
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