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パンツ・スーツ

アンドレ・クレージュ(クレージュ)1969年秋冬

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

精緻なカッティングによって身体の柔らかなカーブを捉えた本品は、クレージュが1963年から発表し続けたパンツ・スタイル。女性のパンツ・スタイルをサンローランと共にオートクチュールに持ち込んだクレージュは、サンローランのような男性服から転用されたパンツではなく、若々しい女性のための新しいスタイルを打ち出した。60年代は、若さというキーワードを軸に、新しさや清潔なイメージがより高い価値を獲得していった。クレージュの白は、常に真新しさへの憧れを人々に与え続けた。
「最後のクチュリエ」と異名をとるバレンシアガのもとで1950年から11年間、裁断士として腕を磨いたクレージュは正確なテクニックを駆使し、構築的な服を創り上げていく。バレンシアガから引き継いだ徹底的な厳格さにより、ブランドの拡大後も高い品質を保った。

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  • タイトル: パンツ・スーツ
  • 作成者: アンドレ・クレージュ
  • ファッション ハウス: COURRÈGES PARIS EXCLUSIVELY FOR BONWIT TELLER
  • Label: COURRÈGES PARIS EXCLUSIVELY FOR BONWIT TELLER
  • メーカー: クレージュ
  • 作成日: 1969年秋冬
  • シーズン: Autumn / Winter 1969
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: 白のウール/アクリルのツイル金属ボタン、パッチ・ポケット付き。
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