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定期入れ

1945-08-06/1945-08-06

広島平和記念資料館

広島平和記念資料館
Hiroshima, 日本

中学3年生だった木島和雄(きじまかずお)君(当時15歳)は、宮島から通学していました。横川駅で被爆し、気がつくと、つぶれた駅の梁に片足がはさまっていました。警察官の西倉二(にし くらじ)さんが、足を引き抜こうとしてくれましたが、いくら頑張っても、足は抜けません。駅舎には火災が発生、炎がみるみるせまってきていました。西さんが、「助けられない、許してくれ。」というと、和雄さんは「ありがとうございました。これを宮島の家族へ渡して下さい」と、この定期入れを手渡し、そのまま炎に包まれました。

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  • タイトル: 定期入れ
  • 日付: 1945-08-06/1945-08-06
  • 場所: 横川町三丁目 爆心地から1,700m
  • 協力者: 寄贈/船附 小子氏 所蔵/広島平和記念資料館
広島平和記念資料館

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