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サン・マルコ広場

上村次敏1985

埼玉県立近代美術館

埼玉県立近代美術館
さいたま市浦和区, 日本

1961年武蔵野美術学校卒業。在学中から、植物のような形を細密に描く水彩画で注目され、59年第3回シェル美術賞展で3等を受賞。63年には第3回パリ青年ビエンナーレに出品した。80年代に入ると、テンペラの技法によって、西欧の大聖堂や過去の名画などをモチーフに、天地が反転するような空間を描いた。

建物から群衆まで細密に描かれた画面。全体を見ると、実に不思議な空間で構成されています。左手前の建物は奥に進むにつれて広がり、画面上部では反転した風景があらわれます。一点から見る空間表現にはこだわらず、手前と反対側から見た建物の姿を接合して描いており、あたかも上空を回りながら俯瞰しているかのように見えます。空間や奥行きの描き方を一貫して追求してきた上村次敏にとって、サン・マルコ大聖堂のような複雑な西洋の伝統建築は格好のモチーフでした。入り組んだ画面は、粉末顔料を卵の黄身で溶かし、細い筆で絵付けするテンペラの技法で描かれています。この根気を要する技法によって、緻密な世界はいっそう繊細さを増しています。

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  • タイトル: サン・マルコ広場
  • 作成者: 上村次敏
  • 作者の生存期間: 1934 - 1998
  • 日付: 1985
  • 実際のサイズ: w72.3 x h100 cm
  • Media (Japanese): テンペラ、石膏下地、カンヴァス
  • Media: tempera, plaster ground on canvas
  • タイプ: 油絵
  • 外部リンク: http://www.pref.spec.ed.jp/momas/
埼玉県立近代美術館

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