次の場所
関連コンテンツを見る
中央が凹み、頭に沿った形で両側が上方に尖っている箱形の枕である。側面はいずれも型押しで、長辺には花卉文を、短辺には獣面を配している。その上に白化粧を施し、枕面には印花で方形に蔓唐草文を、そのなかに七宝唐草とシダの葉の文様を施し、その上に鉄絵で象嵌する。象嵌とは、線刻や印花などで、窪んだ部分にほかの色の土を埋め込み装飾する方法である。側面には焼成時に空気を逃がすための孔がある。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます