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ブルボン=ブラガンサ家の王子、ドン・セバスティアン・マリー・ガブリエル

フランシスコ・デ・ゴヤ

公益財団法人 東京富士美術館

公益財団法人 東京富士美術館
東京都, 日本

他の男の子を描く場合と同様、顔や手の部分は単純な技法でさらりと表情をつくっている。その反面、着衣のアクセサリーは入念に、派手やかに描かれる。このような触覚的なまでの視覚効果は、公式の肖像画においては、重要な価値を生んだ。また背景の風景は、人物における筆致とは異なる滑らかな、溶け込むような山水画の味わいがある。これら異なる絵画原則のもとに描かれた諸要素は、渾然一体となって画面に融合し、美しく調和している。ゴヤの絵画術の魅力に富む名作である。

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