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徳川宗春(尾張家7代)所用
家康を神格化して描いた権現像は、日光輪王寺・久能山東照宮をはじめ、各地に多数現存している。中でも細緻に描かれているのが、この像である。束帯姿で繧繝縁の畳の上に坐した老年の家康を写し、上部垂簾の中に丹地牡丹文に葵紋三つを配した幕が垂れて、上方に五彩の雲と金の霞を描き、浜縁に狛犬二頭がいる神像である。
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