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今戸瓦焼図

亜欧堂田善江戸時代、19世紀初期

神戸市立博物館

神戸市立博物館
神戸, 日本

 今戸は隅田川の西岸で、都鳥の名所であった。『江戸名所図会』に、「今戸には、土をこね、瓦造りならべてほしければ やかぬまは露やいとはむ下瓦 杉風」とあるように、瓦焼きは今戸の名物になっていた。� 煙が立ちのぼる窯を中心に、こてを手にする人物と火掻き棒で火を掻く人物が左右に描かれ、後ろを流れる隅田川には、漁をする船や屋形船が見える。遠くに見えるのは浅草寺の門前に通じる大川橋で、銅版画にも本図とほとんど同構図の作品がある。田善(1748~1822年)は本名を永田善吉といい、亜欧堂、田善は号である。田善は文化年間(1804~1818)を中心に活躍したが、人物や風景の描写は江漢より自然で洗練されている。

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  • タイトル: 今戸瓦焼図
  • 作成者: 亜欧堂田善
  • 作者の生存期間: 1748 - 1822
  • 作者の国籍: Japan
  • 日付: 江戸時代、19世紀初期
  • 場所: 35.717056,139.804949
  • 実際のサイズ: w65.6 x h40.8 cm
  • タイプ: Painting
  • 外部リンク: 「今戸瓦焼図」の日本語情報
  • 媒体/技法: 絹本油彩
神戸市立博物館

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