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犀のドリンクで復元された角

タン・ダウ1989

福岡アジア美術館

福岡アジア美術館
福岡市, 日本

第10回福岡アジア文化賞を受賞したタン・ダウは、1980年代末からインスタレーションとパフォーマンスを組み合わせるなど、新しい表現形式を駆使して、シンガポールの現代美術を引っ張り続けるアーティストである。この作品は、漢方薬で解熱剤などの素材として珍重される角を取るため、乱獲され、密猟されて絶滅の危機に瀕する犀を主題にしている。その犀のマークの解熱剤の瓶を使って、今度は逆に犀の角を表すオブジェを作った。漢方薬にしろ、中華料理にしろ、彼は、自己の日常の中の問題をとらえて、日用品を使ったインスタレーションやオブジェで作品に表現し、しばしば観衆の参加を得て発表する。この再構成された犀の角のオブジェも、パフォーマンスやインスタレーションを用いて表現される犀の角をめぐる物語の一部なのである。

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  • タイトル: 犀のドリンクで復元された角
  • 作成者: タン・ダウ(唐大霧)
  • 日付: 1989
  • 実際のサイズ: w54 x h45 x d27 cm
  • タイプ: 石膏、プラスティックの薬瓶
福岡アジア美術館

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