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ルダンゴト

1810年頃

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

軍服風のウールのルダンゴト。ウール製の総丈のコートは、モスリンの薄いドレスを着た女性達を極寒のヨーロッパの冬から守った。前空きを飾るブレードとくるみ釦で表現されたブランデンブルグ飾りは、ナポレオン軍の軍服からインスピレーションを得たユサール(軽騎兵隊)風と呼ばれ、ハイ・ウエストのルダンゴトに好んで使用された。イギリスの貴族の乗馬用ラインディング・コートが、1725年頃にフランスで防寒、防雨の狩猟用コートとして着られるようになり、その後軍用に採用される。やがてフランス語風に「ルダンゴト」へと転訛し、18世紀末から広く着られるようになった。男性や軍服の機能性や実用性は19世紀初めの女性服に大きな影響を与えた。

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  • タイトル: ルダンゴト
  • 作成日: 1810年頃
  • 作成場所: イギリス
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Toru Kogure
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: 赤のウール・フラノ。ブランデンブルグ(肋骨飾り)。前あきのコート・ドレス。
京都服飾文化研究財団

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