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秋野は、茫然とした平原に点在する寺を巡礼するためのバスに乗り、途中に立ち寄った寺のそばに残された廃墟を見つけた。そこには、とぐろを巻くナーガの石碑が枯草に埋もれていたという。スケッチには、石碑の周りに小さな囲いがあったが、本画では取り払われてしまった。蛇(コブラ)の神格化であるナーガが、乾燥しきった大地にひっそりと置かれている。不死と生命力、さらに豊穣と生殖を司るナーガは、遥かな時をこえる。
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