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祝言の謡として知られる高砂は、能の曲目のひとつで、阿蘇の宮の神主が京に上る途中、播磨の高砂の浦で松の木陰を清める老人夫婦に出会い、高砂の松と住吉の松が相生である故事を聞き、二人に誘われて津の国住吉に至り、住吉明神の来現を仰ぐという物語。この盃にあらわされた場面は、松の木陰から顏を覗かせており、神主との出会いの場面であろうか。蒔絵師「春朝」については経歴不詳。
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