次の場所
関連コンテンツを見る
父親の秀一さんの着物の生地で作った制服。睦子さん(当時12歳)が被爆当日着ていましたが、作業前に畳んで物陰に置いていたために焼失を免れたらしく、8月20日ごろ、秀一さんが土橋の作業現場で山のように積まれていた瓦の下から見つけました。けがを負って睦子さんを捜しに行けなかった母親の安代さん(当時37歳)は、娘の帰りを信じて待っていましたが、夫の持ち帰ったこの制服を見て、もうこれは生きてはいまいと泣き伏しました。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます