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フランス政府の官吏で裕福な美術愛好家オリヴィエ・サンセールの注文で制作された屏風。現実の野草の写生をもとにしながら、神秘的な土地でひっそりと生息するふしぎな草花にそれらを変身させている。晩年のルドンが挑戦した装飾美術の作例だが、この屏風では特に19世紀後半のヨーロッパで流行したジャポニスム(日本趣味)の影響がうかがえる。琳派や狩野派の屏風絵をほうふつとさせる。
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