遠藤政次郎
明治27年(1894年)、岩手県生まれ。大正6年上京し、外国人の通訳となり、英語に興味を示す。同年、シンガー・ソーイング・ミシン会社入社。セールスマンとして活躍し抜群の成績を上げる。大正8年(1919年)、並木伊三郎と出会い、その学校運営を支援しているうちに、服装教育を自己の使命と考えるようになり、シンガー・ミシン社を退社。学校経営に専念する。学生募集のPR活動に努め、『服装文化』『装苑』『文化服装講座』などの出版事業を拡大する一方、連鎖校を育て、学院の組織化と隆盛に貢献。昭和35年(1960年)66歳で永眠。