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シャツ

マルコム・マクラーレン, ヴィヴィアン・ウエストウッド1977年頃

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

ウエストウッドとマクラーレンの初期の代表的なデザイン、「ティッツ(おっぱい)」モチーフの一点。服を着ることによって裸になるというパラドックスを生み、男性が着用すれば性の揺らぎをも生じさせ、現実を混乱させる。このモチーフのTシャツは、「セックス・ピストルズ」のドラマー、ポール・クックに愛用されたことで知られる。
1970年代末、ロンドンキングス・ロードには社会的異議申し立てをしようとする若者たちが集まった。彼らは、引き裂いた服に安全ピン、ボンデージ、異様な色のヘアといったファッションによってそれを示そうとし、パンクと呼ばれた。ウエストウッドの当時のパートナー、マルコム・マクラーレンがプロデュースしたパンク・バンド「セックス・ピストルズ」は、パンク・ファッションに身を包み、閉鎖的な階級社会を批判する過激な歌詞を叫び、若者の心を捉え、世界的な注目を集めた。彼とウエストウッドとの共同ブティック「セディショナリーズ(反乱扇動者たち)」は、パンク・ファッションの聖地とみなされた。

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