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本品は絹ダマスク織の豪華な女性用靴。リボンによって甲を留めて着装する。ルイ14世に因む、太く、中央のヒール部分がカーブした形状のルイ・ヒールや、つま先がやや反り返った形状の本品は、当時の流行を示す品である。18世紀の女性用靴は、優美で洗練されたロココ文化を表象する贅沢なアクセサリーの一つであった。盛装用には、ガウンと共布の、精巧に織られた絹織物や刺繍によって装飾された靴が着装された。尚、当時の靴には左右の区別はなかった。
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