風にそよぐ緑の稲穂

鶴岡市は日本有数の稲作地帯である庄内平野に位置し、5月の田植えの時期から10月の刈り取りの時期にかけて気温が高く、8月の日照時間は日本一なほど日照時間も長いため、米作りに適した気候です。
また、稲作で極めて重要な水は、出羽三山や鳥海山のブナ林で浄化された、きれいで美味しい雪解け水が庄内平野に流れています。
こうした自然の恩恵だけでなく、江戸時代から先人たちが水田の開墾に力を注ぎ、稲の栽培に必要な水を地域の人々が平和的に共有したことで、庄内一体の美田が形成されました。
四季ごとに水田は色彩を変え、美しい景色を生み出します。