15 世紀の英雄、護佐丸(ごさまる)が築いたグスク(城)として知られています。伝承によると、護佐丸はそれ以前の居城であった山田グスクからこの地に移転しましたが、その際に山田グスクの城壁を解体し、その石を運ばせて城を築いたといいます。発掘調査の結果、地中を掘り下げて基礎石を置き、その上に城壁を積み上げる工法がとられていたことが分かりました。護佐丸がこの城を利用したのは短期間であり、その後に拠点を中城グスクに移転しています。城跡から望む東シナ海は雄大で美しい風景が広がります。
2000年、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。