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日本刀 《土置と焼入れ》

写真: 宮田昌彦2015

立命館大学アート・リサーチセンター

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京都市, 日本

四角に延ばされた鋼を素延(すの)べといい、素延べが終わって、刃側を打ち出して鎬を作ります。これを火造り上がりと呼びますが、刀身の切先を斜めに切って、小槌で叩いて切先を打ち出してゆきます。また刀身の表面をヤスリなどを使い、表面の小さな凹凸がなくなるように磨きあげます。そして形のできあがった刀身に強度と切れ味を出すために、焼入れをします。土を塗る方法によって、日本刀独自の文が現れるようになります。これを土置と呼びます。この土置した刀身を加熱し、水で急冷することを焼入れといいます。焼入れの済んだ刀の歪みを取り、刀身の形を整え、線と肉位置を決めます。これを鍛冶押しと呼び、最後に樋などの彫りを入れ、研ぎを依頼します。

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  • タイトル: 日本刀 《土置と焼入れ》
  • 作成者: 写真: 宮田昌彦
  • 作成日: 2015
  • 権利: © 髙見國一、 写真 © 宮田昌彦
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