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江戸時代から明治時代にかけて、多色摺の技術を導入した浮世絵版画(錦絵)が流行した。錦絵は、現代の俳優やスポーツ選手のブロマイドなどとして、またニュース媒体として親しまれた。役者絵をはじめ、評判の美女を描いた美人画、各地の名所を描いた風景画など多くの画題があった。相撲絵は、当時の人気力士の姿や取組を描いた錦絵で、庶民の人気を集めた。この絵に描かれた力士は、19世紀前半に活躍した紅葉川浪藏である。現在の埼玉県鴻巣市出身で、後に杣ヶ花淵右衛門に改名した。最高位は東前頭5枚目。
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