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14世紀の日本国内での動乱を記した物語『太平記』を描いた絵巻。12巻で1組のうちの6番目で、『太平記』の巻16から18に当たる。鎌倉幕府を倒した後、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)と対立して九州に敗走した足利尊氏(あしかがたかうじ)が再び京を目指す場面や、その勢いに押されて新田義貞(にったよしさだ)が北国に逃れる場面などがある。この場面は、湊川(みなとがわ)で足利軍と新田軍が戦った場面で、新田義貞が両手に太刀を持って矢を払いのける姿が描かれている。17世紀前半の作品。埼玉県指定文化財。
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