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漁村田後

須田国太郎c.1937

鳥取県立博物館

鳥取県立博物館
鳥取, 日本

本作は、須田が初めて鳥取を旅行した1936年8月に、岩美町の港町・田後を訪れ制作したものである。田後は周囲を海と山に囲まれた独特の地形のため、昔から住民の多くが海に携わる生活をしてきた。そのため漁港近くの斜面には階段状に家々が密集して建っており、独特の赤茶色で知られる石州瓦を葺いた家々により美しい景観が形成されている。海と山の深みのある碧、渋い褐色の屋根の重なりが印象的な本作は、単に田後の漁村の風景をかたちとして描いているだけでなく、山陰ならではの優しく柔らかな光までをも、その豊かな色彩によって表現しているといえよう。

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  • タイトル: 漁村田後
  • 作者の生存期間: 1891 - 1961
  • 作者の国籍: Japanese
  • 作者の性別: Male
  • 日付: c.1937
  • 所在地: Japan
  • 実際のサイズ: w91 x h65 cm (complete)
  • Title(japanese): 漁村田後
  • Tecniques and materials(japanese): 油彩/カンヴァス
  • Period(japanese): 昭和期
  • Painter: 須田国太郎
  • 来歴: Tottori Prefectural Museum
  • タイプ: 絵画
  • 外部リンク: Tottori Prefectural Museum
鳥取県立博物館

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