代表銘柄「宝山 純米吟醸 コシヒカリ」。酒蔵は基本的に「酒米(さかまい)」と言われる酒造り専用のお米で酒を醸し、「飯米(めしごめ)」と言われる食べるためのお米は使用しません。飯米は酒が造りにくいためです。
しかし「米どころ」と言われる新潟県は、日本屈指のレベルの高い飯米が収穫される場所でもあります。そんな土地の特徴、個性を日本酒として表現できないだろうか。普段当たり前のように食べている美味しいお米でお酒ができないだろうか、という純粋な想いから、約20年前から飯米であるコシヒカリを使った酒造りに挑戦しています。現在では、「コシヒカリのお酒」という珍しさとその美味しさから、多くの関心とファンを持つ一品になっています。