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長方形の鉄黒漆塗骨牌鉄を総鎖で繋ぎ、鉄の札板五段を鎖で繋いだ草摺がつく畳胴に、折り畳みやすく間鎖で繋いだ篠籠手が組み合わされる。輪状の板を六段重ねて紺糸素懸威とし、折釘で固定して兜鉢の形にする提灯兜には、紺糸素懸威の日根野がつく。畳具足用の櫃として貴重な例とされる、木製黒漆塗の櫃は、縦三二・七センチ、横三九・七センチ、高さ二六・三センチの大きさで、胴・兜・籠手がすべて収納される。二代藩主忠茂が島原の乱に持参した具足として伝来した
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