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広東(今の広州)の外国商館と珠江のにぎわいを描いた、チャイナ・トレード・ペインティングの典型的作品。空には入道雲がわき上がり、亜熱帯の湿潤な大気が画面をおおう。右端にみえる教会は1847年に建設され、1856年12月の火災で焼失していることから、1847-56年に制作された作品と考えられる。意匠をこらした木彫の額縁も当時のもので、こうしたところにも西洋人の中国趣味が感じ取られる。
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