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松江高校を卒業し、早稲田大学大学院在学中だった奈良原は、1956年初個展「人間の土地」を開催し、従来の写真表現を塗り替える衝撃的なデビューを飾った。長崎沖の人工鉱島・端島、通称・軍艦島と、熔岩に埋もれる桜島・黒神村で、外界から隔絶されながらも逞しく生きる人々を捉えている。緑なき島・軍艦島は、社会機構対人間を、火の山の麓・黒神村は、自然対人間をそれぞれ対比させた周到なコンセプトで纏め上げ、写真史上記念碑的作品となった。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます