天間星の生まれ変わり公孫勝は自由自在に風雨を呼び、まるで竜のように雲に乗れたので入雲竜と呼ばれていた。もともと道士だったが梁山泊入山後道術の仙人である羅真人より五雷天罡(ごらいてんこう)など幾多の法術を学び無敵の力を発揮するようになる。
一方、地然星の生まれ変わり樊瑞(はんずい)は山賊の頭領であるにもかかわらず道術を使い用兵の術にも優れていたので混世魔王と呼ばれていた。
無謀にも梁山泊を倒して自分たちの配下にしようと企んだが芒碭山(ぼうとうざん)において公孫勝に敗れた。
その後、梁山泊の頭領宋江が義に篤い立派な人物だと知ると山を下り仲間に加わったのである。
以後、公孫勝の弟子として支えたのである。
ねぶたは、樊瑞が妖術を使い公孫勝に挑んでいる場面。