次の場所
関連コンテンツを見る
80歳の11月の作。細身の隷書で「歳寒三友」と記す。冬も緑を失わない松と竹、寒中に咲く梅は、寒い季節において、転じて逆境において友とすべきものとして、古くから文人に愛され、詩や画の題とされた。すらりと背の高い松樹と、細くしなやかな竹の、淡い青緑色が絖地にやわらかく輝く。つぼみのまじる白梅からは、かすかな香気が感じられるようである。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます