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旧市庁舎完成時に埋められたタイムカプセル

不詳1923

福岡市博物館

福岡市博物館
福岡市, 日本

大正12(1923)年12月、鉄筋コンクリート造りで地下室もある地上3階(一部5階)建て「近世復興様式」の市庁舎が、現在福岡市役所があるのとほぼ同じ場所に完成した。それまでは、明治27(1894)年以降、水鏡天満宮(すいきょうてんまんぐう)東隣の木造2階建ての洋館(高等小学校が移転した後の校舎を修理して使っていた)が市役所だった。現在のアクロス福岡のあたりには福岡県庁(大正4年竣工)、中央警察署あたりには市立通俗博物館と記念館(ともに大正6年開館)、市役所の議会棟あたりには福岡警察署(大正5年落成)が建ち並び、大正時代、因幡町(いなばちょう)(現在の天神一丁目)あたりは一気に近代的な街並みを整えだした。
大正12年に完成した市庁舎には、当時の新聞や硬貨が入った鉛製のタイムカプセルが埋められていた。昭和60(1985)年、庁舎の建て替えのために建物を取り壊す際に、このタイムカプセルは掘り出され、62年ぶりに開封された。ちなみに、福岡市の人口は、明治22(1989)年の市制施行時は5万847人。第1回国勢調査がおこなわれた大正14(1925)年には14万6005人、昭和60(1985)年には116万440人になった。
参考文献:『福岡市博物館名品図録』

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  • タイトル: 旧市庁舎完成時に埋められたタイムカプセル
  • 作成者: 不詳
  • 日付: 1923
  • 実際のサイズ: w21 x h14.5 x d9.2 cm
  • タイプ: 考古遺物
  • 外部リンク: http://museum.city.fukuoka.jp/
福岡市博物館

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