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東京滑稽名所 日本橋天地の魚市

歌川広重明治16年 1883 彫工宗岡

慶應義塾図書館

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東京都, 日本

「女房を質においても食べたい」ほど江戸っ子が熱狂した初鰹は、現代の価値で一本数万円にのぼる高級食材。大事な売り物をとんびにかすめ取られ、慌てて天秤棒で追い立てる魚売りは、犬も鰹をくわえて逃げていくのにまだ気づかない様子。三代目広重がコミカルに描く日本橋の風景です。築地から豊洲に移転した魚市場は元は日本橋にありました。江戸城に献上した魚の余りを漁師が売ったのが始まりで、関東大震災までの長きにわたり、お江戸の魚市場は日本橋~江戸橋間に栄えました。本作は鰹で初夏の季節感を表す従来の浮世絵手法を取りながら、三菱の社章のついた赤煉瓦倉庫やガス灯・馬車鉄道の線路など、明治の風物が巧みに描き込まれた楽しい開化絵です

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  • タイトル: 東京滑稽名所 日本橋天地の魚市
  • 作成者: 歌川 広重(三代)
  • 作成日: 明治16年 1883 彫工宗岡
  • 場所: Tokyo, Japan
  • 実際のサイズ: 竪大判錦絵
  • 元の言語: 日本語
  • 来歴: ボン浮世絵コレクション
  • タイプ: Woodblock print
  • 協力者: 小林鉄次郎
  • 公開者: 慶應義塾図書館
  • 権利: 慶應義塾図書館
  • 外部リンク: 慶應義塾大学メディアセンターデジタルコレクション
  • 媒体/技法: colour woodblock
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