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茶箱は外出先で茶の湯を楽しむために茶道具一式をコンパクトに収めたもので、所持者である茶人の高い趣味性が表れる。茶碗は、朝鮮王朝時代の象嵌雁早蕨文筒茶碗。茶入は、瀬戸黄楽瓢箪茶入。茶杓は、芋茶杓と呼ばれる形状のもの。仕覆は、紫地間道梅桜花文緞子。
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