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日本アルプス十二題 穂高山

吉田博1926

福岡市美術館

福岡市美術館
福岡市, 日本

吉田博は、水彩画、油彩画、木版画の各分野において特筆すべき写実の画業を示しました。また黒田清輝ひきいる新派・白馬会に抗して旧派・太平洋画会の雄としても活躍した実力作家でもあります。彼が終生一貫して追求したことは、日本の風景美、特に山岳風景美でした。本作品は彼が後半生に心血をそそいだ木版画です。制作された1926年は自摺を始めて2年目ではありましたが、合計41点が制作されました。彼の生涯の中で、1年間の制作発表としては最多の年であり充実の年でした。またこの年に生まれた次男に穂高(後年、版画家として名をなす)と命名しています。

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  • タイトル: 日本アルプス十二題 穂高山
  • 作成者: 吉田 博
  • 日付: 1926
  • 実際のサイズ: w37 x h25.1 cm
  • Materials and Techniques (Japanese): 木版・紙
  • タイプ: 版画
  • 媒体/技法: Woodcut on paper
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