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源氏物語図屏風

土佐光起17th century

福岡市美術館

福岡市美術館
福岡市, 日本

この作品は『源氏物語五十四帖』の中から、人口に膾炙した「若紫」と「須磨」の巻に取材したものです。右隻は、光源氏が若紫を見初める場面で、幼い若紫の成長後の姿が、傍らに立つ侍女の気品と美貌に仮託されているかのようです。左隻では、須磨に配流された光源氏が、雁の飛ぶ秋の満月をめでながら伴の者と歌を詠み交わしています。色紙などの小画面で土佐派が得意としてきた題材を、漢画的な構図法を採り入れて大画面に解き放ち、劇的な効果を創り出しています。土佐光起は、このように土佐派に漢画の技法を加味することで新風を吹き込み、宮廷絵所預となりました。

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  • タイトル: 源氏物語図屏風
  • 作成者: 土佐光起
  • 日付: 17th century
  • 実際のサイズ: w345.2 x h140.8 cm
  • Materials and Techniques (Japanese): 紙本着色
  • タイプ: 絵画
  • 媒体/技法: Color on paper
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