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「老楽のこころばかりはむかしにて/昔ならばの身ぞあわれなる/老楽の耳にはうとき郭公/おもひいづるや初音なるらん〈後略〉」と、沢庵宗彭が老いた自分の境涯を自ら詠んだ二首の歌で、七十三歳で没した沢庵の晩年の頃の書と考えられています。この歌が詠まれたのは「臘月日」(十二月)。冬の寒さの中に、「老楽」の境涯がより風雅な印象を与えているようです。
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