玉壺春タイプの瓶。玉壺は中国では酒瓶を意味し、『水滸伝』に玉壺春という名前の酒がみられることから、用途に由来する名称と考えられる。宋時代に流行し、元時代にも引き続き生産されるが、頸部は太く短くなり、胴部の張りも強くなる。この作品は、外面の頸部に蕉葉文、雷文、ラマ式蓮弁文、胴部に雷文、菊唐草文、唐草文、裾部にラマ式蓮弁文が配され、口縁部内面に渦文が描かれている。頸上部は後補。
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